自由が丘駅北口・正面出口を抜けて、女神通りの老舗カフェモンブランを左、自由ヶ丘デパートとひかり街を右に約250mほど道なりに歩くと、突き当りがヒルサイド通りと交差しています。
その通り左折して約100mほど行った右手に、駅から徒歩4~5分ほどで緑に囲まれた熊野神社が見えます。

熊野神社の由緒やご利益
「自由が丘熊野神社」の創建は明らかではないよようですが、鎌倉時代以前という説が有力です。
このあたりの地域の村民が熊野詣をした際、「熊野本宮大社」の御分霊をいただき祀ったことに起因しているようで、1796年(寛政八年)の社殿改修棟札の写しがあることから、少なくともそれ以前からこの地に創建されていたことがわかっています。現在の拝殿は、昭和42年(1967年)に再建された拝殿で、鮮やかな朱色が目立ちます。

境内左手には「神楽殿」があり、例祭の時には神楽殿で「目黒ばやし」が奉納されます。
特にご利益が強いとされているのは、縁結び、子宝・安産祈願、仕事運、等で、商業施設が多い区画に鎮座していながらも、境内は緑に囲まれ静かで、癒しのパワースポ的存在になっています。
そしてそして、「自由が丘熊野神社」には普通のおみくじの他に、名物の『恋みくじ』があります。
その横には『幸せむすび守』があり、幸せや実りの多い出会いを祈願している御守で特に女性に人気の御守です。

お茶のあるくらしの自由が丘のあるロータスビル建立の地鎮祭に、熊野神社の神主さんに来ていただいたこともあり、とてもゆかりのある神社です。